ロンドン外国為替市場でのユーロの動向
11日のロンドン外国為替市場で、ユーロは対ドルでわずかに上昇しました。英国時間16時時点では、1ユーロ=1.0980〜1.0990ドルで取引されており、前日の同時点と比べてユーロが0.0010ドル上昇し、ドルが下落している状況です。
米国の長期金利の低下が材料となり、ユーロを買い、ドルを売る動きが主流となっています。これは、欧米の金利差が縮小していることを意識した結果です。
一方で、ドイツの景気指標が市場予想を下回っており、ユーロ圏の景気懸念が上昇する要因となっています。そのため、上値を抑制する要素となっています。