目次

ロンドン外国為替市場でユーロが上昇

  • ユーロが約2カ月半ぶりの高値をつける
  • 米連邦準備理事会が利上げを控えるとの観測が背景
  • 米長期金利の低下によりユーロ買い・ドル売りが進む
16日のロンドン外国為替市場でユーロは対ドルで上昇し、一時1ユーロ=1.0895ドル近辺と8月末以来、約2カ月半ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけました。英国時間16時時点では1.0870~80ドルと、前日の同時点に比べ0.0010ドルのユーロ高・ドル安で推移しています。これには米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げに動かず、当面は政策金利を現行水準に据え置くとの観測が背景にあります。16日の午後の取引で米長期金利が低下し、ユーロの買い手が増え、ドルの売り手が増えたとみられます。