為替市場の円相場
このニュースは、13日午前の東京外国為替市場での出来事についてです。円相場は上昇し始めましたが、その上昇幅は小さくなっています。午前10時の時点で、1ドルは138円51~52銭となり、前日の午後5時と比べて1円04銭の円高・ドル安の状況でした。ただし、10時前には中間の値段での取引が行われ、その際に「ドル不足」という問題が報告されました。国内の銀行の為替担当者が、「ドル不足」を訴えていたのです。また、輸入企業など国内の需要が高いグループからは、円を売ってドルを買おうとする動きがあると予想されており、これが円相場の上昇を阻害しました。午前10時を過ぎても、円は138円65銭付近までしか上昇しなかったのです。