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円相場が上昇

10日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇しました。12時時点での1ドルの価格は142円80~82銭で、前週末17時と比べて42銭の円高・ドル安となりました。これは、6月の米雇用統計で予想を下回る結果が出たため、円を買い、ドルを売る動きが優勢だったからです。 ただし、中長期的には日本とアメリカの金融政策の方向性が変わらないと考える人が多く、また、国内の需要があるとされる円を売り、ドルを買うという観測もあり、東京市場では円が伸び悩む場面が多く見られました。