目次

円相場が大幅に上昇

  • 前日比で1円85銭高の1ドル=142円15~25銭で取引終了
  • 円高・ドル安の流れが続き、ニューヨーク市場でも円が高く取引された
  • 米国の雇用統計で予想より雇用者数の伸びが鈍化
  • 米国の金融引き締めの長期化観測がやや和らぎ、円買い・ドル売りが優勢となった
7日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が大幅に上昇しました。前日比で1円85銭高の1ドル=142円15~25銭で取引が終了しました。海外市場で進んだ円高・ドル安の流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場でも円が高く取引されました。
米国では、朝方に発表された6月の雇用統計で、市場予想よりも雇用者数の伸びが鈍化しました。これにより、労働需給の逼迫を背景とした米国の金融引き締めの長期化観測がやや和らぎ、円買い・ドル売りが優勢となりました