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暗号通貨やブロックチェーン技術の普及に伴い、各国や国際組織もその活用に注目しています。しかしその一方で、IMF(国際通貨基金)やBIS(国際決済銀行)も、自身で暗号通貨を開発しているとの報道があります。そこで今回は、「ブロックチェーン」に代わる次の注目語として、IMFやBISが使用する暗号通貨について取り上げます。

■IMFが開発する暗号通貨とは?

IMFは、2019年に発表したレポートの中で、「Central Bank Digital Currency(CBDC)」の開発について言及しています。CBDCとは、中央銀行が発行する暗号通貨のことです。IMFは、CBDCの導入によって、貨幣発行に関する問題を改善することができるとしています。 IMFはまた、2019年に「IMF通貨(IMFC)」の発行も検討していると報じられています。IMFCは、中央銀行が発行し、IMFが管理する暗号通貨で、世界中の国際取引に用いられることが期待されています。

■BISが開発する暗号通貨とは?

BISも、2019年に発表したレポートの中で、「Central Bank Digital Currency(CBDC)」の開発について言及しています。BISによると、CBDCの導入は「金融システムの効率化」につながり、金融機関の役割が大きく変化する可能性があるとしています。 また、BISは「BIScoin」という名称の暗号通貨を開発しているとも報じられています。BIScoinは、中央銀行が発行する暗号通貨で、国際決済に用いられることが期待されています。

IMFやBISが開発する暗号通貨は、世界的な取引において活用される可能性があります。しかしながら、バックグラウンドにいる中央銀行の政治的内容、データの秘匿性など、多数の課題が存在する一方、「ブロックチェーン」のような分散型技術に対して、どういったアプローチであるのか興味深い所です。